私は日本でフラを学んだ事がないので
本当のところは私には分かりませんし、これが全てではないと思いますが
お話を伺う限りでは、日本でフラを教える立場になるということは
「複雑」であるという印象です。
それでは、私のクムフラの
「フラを教える立場になるということ」
を少しお話します。

クムキヴァラッオは2007年にハーラウオケクヒでウニキを受け
正式にクムフラの称号をもらっています。
それまでの25年間このハーラウに所属していました。
クムがウニキを受けたその意味というのは
「貴方は指導者として成熟しています。一人でも大丈夫です。」
という事。
クムキヴァラッオはウニキについて
「ハーラウで学ぶべき事は全て学び
これからは貴方がその“種”をまきなさいという事だととらえている」
と語ります。
ウニキを受けると言う事は、
一人の独立したクムフラとして認めてもらうことです。
つまり何をしようと自由な立場になるのです。
とはえい、ハワイでクムフラであるということは
同時にもっと多くの監視の目にさらされると言う事でもあり
その責任や任務は重たいものです。
例え同じ時に同じハーラウでウニキを受けても
その後のクムフラの方向性は様々です。
私のクムフラのように学んだものをそのまま伝えるクムフラもいれば
更に勉強し、何かを足したり引いたりして教えるクムフラもいます。
もしくは全く違ったフラを教えるクムフラもいます。
クムフラの称号をもらっても、教える機会に恵まれない
もしくは教えないクムフラもいます。
クムフラになるために必要な知識と経験を十分に備え
教える者としてふさわしい人が、クムフラと名乗る事や教える事、
チャントやメレ、フラを作り出すことを許されるのです。
注意していただきたいのは
これはクムキヴァラッオにとってのウニキの意味であって
他のハーラウではまた違うと思います。
また、ハワイには「自称クムフラ」と言う方もいらっしゃいます。
どこの出身なのか?そのクムフラのクムは誰なのか?
はっきりしない方もいます。
ウニキについても、それのセレモニーがあるところとないところがあります。
クムフラからハーラウオケクヒのウニキの話を聞くのは
いつ聞いても興味深く、意味深いお話です。
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